舞阪 牡蠣剥き場は浜名湖の香り カネ幸堀内商店

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年12月07日 15:15



南浜名湖は海の産地、12月の鮮烈な冷たい浜名湖から水揚げされるのは、1年3ヶ月かけて育てられた浜名湖牡蠣です。
舞阪で牡蠣の養殖を営むのは8件の牡蠣漁師さんたちです。

その中の一軒、舞阪のカネ幸堀内商店の牡蠣剥き場を訪ねました。

舞阪の牡蠣がおいしいのはご存じのとおり、その上に貴重なのは毎日手剥きできるだけの牡蠣を水揚げしていることです。
つまり毎日限定の数量のみ出回っています。



カネ幸堀内商店の大将、昇さんに聞けば浜名湖牡蠣の魅力はこの色です。

たっぷりな大きさに育ちふっくらとした剥き牡蠣の色は「黄色(実際は肌色のような色です)」、水に晒しすぎると牡蠣のおいしい成分が抜けて真っ白になってしまっているものがありますが、舞阪の牡蠣はこの色がおいしさを表しています。



水揚げ場は舞阪港に近い北雁木(きたがんげ=江戸時代の大名・武士渡し場の跡)、そこから徒歩でもすぐの牡蠣剥き場は、海の香りに満ちています。

朝の水揚げから殻のほぐしを経て一つづつ手剥きする手間は、浜名湖舞阪牡蠣の誇り。
毎朝8時過ぎからはじまり、午後3時頃まで続く牡蠣剥き作業は地元の剥き子さんたちが担っています。

12月の浜名湖を訪れるなら牡蠣フライや地元料理牡蠣の天ぷらを、お土産には剥き牡蠣をお求めください。
地元舞阪しらすの名店「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店弁天島直売店、丸半、よらっせYUTOなどでお求めになれます。

※取材協力:カネ幸堀内商店のみなさん 053-592-1955
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