舞阪港妙将丸 大ベテラン将吾さんの釣りアカムツ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年07月05日 15:15



南浜名湖は海の産地、今年の夏舞阪港を賑わす美しい魚を獲る親子漁師さんが活躍されています。
釣りアカムツ漁(たてはえ縄漁)の妙将丸の鈴木船長と、お父さんである写真のベテラン漁師将吾さんです。

舞阪の沖には駿河湾と同様の深みがあり、また魚たちが棲む深い岩礁があります。そこにいくつものエサをつけたはえ縄を降ろし、丁寧に釣り揚げたアカムツやカサゴ、キンメダイは釣りものと呼ばれる美しいもの、網で擦れることがない釣り魚は別物の美しさです。



沖で氷締めされた美しいアカムツが海水で洗い清めた市場の床にあけられれば、市場に花が咲きます。
釣り漁のアカムツは泳いだままのヌルを持ち、内から光る赤にヌルがまた光り美しいもの、市場で待つ仲買さんもため息をつく魚の登場です。

将吾さんは御年八十うん歳、元気な大ベテランには引退などはありません。



市場の床に広げられた真っ赤な花を大きさ別に分けてゆく様子を大ベテランの活躍が、その技術がそのすばらしい漁果をあげています。

かつて片道4時間もの遠征となる遠い黒潮上でも妙将丸の上で将吾さんの活躍を見た。
まだひよっこの私たちは年齢などものともせず市場を賑わせるベテラン漁師さんの力を知るのです。

※取材協力:浜名漁協 妙将丸将吾さん
舞阪港漁師ブランドの魚
舞阪港のお魚さん
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