舞阪しらす 舞阪しらす親分こと河合正さんのしらす

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年04月04日 19:15



南浜名湖は海の産地、舞阪の景気をもあげる「舞阪しらす漁」の春漁が日を追って盛んになっています。

舞阪は全国に先駈けて「しらす船びき漁」をはじめ、全国にしらす漁を伝えた土地、今年度は四十八統(96艘)の大船団がしらすを獲り、即日加工された舞阪しらすとして全国に送られています。
全両加工用として獲られる舞阪のしらすは、通年で全国の市場に出荷する全国のしらす加工基地として知られています。

全国一の規模の船団自慢のしらすを加工するのが舞阪のしらす加工・販売の名店のみなさんです。

このブログに多くをおしえていただいている「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店の河合正さん(以後親分)にしらすを見せていただきました。



次々と凱旋するしらす船から降ろされたしらすボウラ(ボウラ=水揚げ用の籠容器)が、広いしらす競り場を埋めてゆく中、浜名漁協の仕切りで競りがはじまります。
競りの前に、船ごと網ごとに並べられたしらすの品質を見極めるのが親分の仕事、素手でしらすを確かめるのは色・大きさ・量や混ざりなどを見極めるため、同時に釜揚げやしらす干し用など加工の方法までを決めて札を入れています。

舞阪しらすが全国ブランドとして市場の人気を集めるのは、多くの加工店があるから。静岡県のお茶が全国で評価されるように、舞阪の加工の技術は高く、切磋琢磨したおいしさを誇っているのです。



しらすは獲れた時に加工までが決まる。製品となれば釜揚げ・しらす干し・中乾・上乾などそれぞれにファンを持つ舞阪のしらすは、舞阪の浜松の全国のブランドしらすとして市場に期待されています。
その舞阪港のしらすを知りたいと動画の製作をしています。広く伝えたい舞阪自慢のしらす。
今年度も「舞阪しらす親分」におしえていただき、さらに広くお伝えしていきます。



※取材協力:浜名漁協 舞阪しらす親分(丸昌河合商店河合正さん)
舞阪しらす漁2014年度
舞阪しらす親分一家
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