舞阪港 個性豊かなチャカ船団

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年01月02日 07:00



南浜名湖は海の産地、舞阪に景気を運ぶ漁がしらす漁なら、舞阪
に活気を運ぶのが通年の旬魚を獲るチャカ船団の活躍です。

しらす漁船は10トンほどの大きさを持ちますが、チャカ船はその半分
ほどの大きさ、同じチャカと呼ばれる船ですが、その個性ある船体や
装備は船長の個性や漁法などに合せてさまざまです。

2月の近海のサヨリ漁にはじまり、舞阪期待のモチガツオ漁では遠く
黒潮まで出漁し、夏のアマダイ・手長エビに冬のトラフグ漁・サワラ漁
など、漁に合せてさまざまな装備を積み替えて活躍しています。

現在はトラフグ漁、さまざまな漁をおしえてくれる英治船長の漁徳丸
の凱旋姿です。
トラフグ漁アマダイ漁手長エビ漁モチガツオ漁などに同行させて
いただきました。



西山船長の栄洋丸です。
船首に手すり、トイレなどを持ち、流し釣り用のセールを持つ船は遊
漁船としても活躍されています。



海の色の船体を持つ妙将丸は鈴木船長の親子船、漁師さんとして
の活躍のほか、NPOはまなこ里海の会の理事長をつとめる鈴木船
長です。
今年から舞阪港えんばい朝市の実行委員長として活躍されます。



俊さんと呼ばれる渡辺船長の俊栄丸です。
船首に見える箱状のものがトラフグの底はえ縄の巻き上げ機、この
時期のチャカ船の装備を載せています。



舞阪港活魚・鮮魚の出漁表です。
トラフグ漁のチャカに属する船のほかにも漁により船団に加わる船が
あります。(赤丸はこの日の出漁船、塗りつぶしは帰港水揚げ済)

個性あふれるチャカ船団が水揚げする魚は旬の活魚・鮮魚、今年も
豊漁を祈っています。

遠州舞阪チャカ船
舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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