私たちの自然資産浜名湖は、海とつながり潮の干満で海の生
き物が行き来しています。浜名湖は海と暮らす、海辺で暮らす
里海であるのです。
8月31日に開催された「はまなこ里海の会」の「アマモ場観察会
&袋網漁体験」のレポートもいよいよ明日で終了、浜名湖ガー
デンパークのある庄内半島の東の海の上で体験した袋網漁の
水揚げ体験は、最後に怪物を紹介します。
「アカエイ」です。
アカエイは尾に毒の針を持つ大変危険な魚です。奇怪なその姿
と色、毒があると聞けばみんな悲鳴をあげて怖々と観察します。
浜名湖に棲む美しい魚たち、そして危険な魚たち、小さな魚も大
きな魚も、カニもエビも浜名湖を大好きな私たちの仲間です。
こんなに豊かな浜名湖を、子供たちに繋いでゆくこと、子供たちは
浜名湖を大好きになって一緒に守ることを学びます。
さあ!弁天島に戻りましょう。
夢中になるうち、船の上にいるのを忘れるほどの時間を過ごした
袋網漁体験を終わり、広いひろい浜名湖を弁天島に向かいます。
海の生き物を知れば、この浜名湖がまた違う景色に思えてくる
のです。
講師として漁の魚を教えてくれたのは高山成顕(しあげあき)さん、
村櫛の若き漁師さんとしてお父さんと共に活躍する、子供たちの
世代につなげてゆく若者です。
弟の剛司さんも青年漁師さん、浜名湖の伝統漁をお兄さんやお父
さんと繋いでゆく若き力です。
袋網漁体験を終えた参加家族は、この後漁師さんからステキなお
土産をいただくことになります。
※取材協力:
はまなこ里海の会
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アマモ場観察会&袋網漁体験
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舘山寺地曳網体験&マダイ放流