はまなこ里海の会 袋網に浜名湖ドウマン登場

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年09月12日 14:15



美しい浜名湖は私たち世代だけでなく、次の世代まで残す自然
の宝庫でありつづけなくてはいけません。

はまなこ里海の会が8月31日に開催した「アマモ場観察会&袋
網漁体験」に参加した親子は、浜名湖の伝統漁「袋網漁(角立て
漁(かくだてりょう)」の水揚げを見学します。

漁師さんがあげた網の中からドウマンが登場します。
浜名湖最大のカニであるドウマンはトゲノコギリガザミのことです。



浜名湖の高級ガニであるドウマンはなかなか食べることができま
せんが、浜名湖から水揚げされる瞬間を見れば、子供たち親たち
も歓声があがります。

実際の体験をもって浜名湖の豊かな自然を知ることが、この講座
の目的です。



珍しいカニが獲れました、「ジャノメガザミ」です。

このカニ、子供たちに人気があったのは、甲羅の黒星がまるでコ
アラの顔のように見えるのです。
小さなガザミ類のカニはワタリガニの仲間、やはり最後端の足は
泳げるようにオール型をしています。



海から揚る魚やエビ、カニを見れば子供たちはちょっと怖いけれど
手に持ってみたくてたまりません。

「さあ!持ってごらん」

漁師さんのタモ網の上には浜名湖の秋エビのアカアシエビなどが
入っています。子供たちの小さな冒険、活きたエビを持つことがは
じまります。

※取材協力:はまなこ里海の会
アマモ場観察会&袋網漁体験
舘山寺地曳網体験&マダイ放流

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