はまなこ里海の会 袋網の取りこみ方
南浜名湖は海の産地、豊かな生き物と共に暮らす私たちは、次世代
の子供たちにこの美しい環境を繋いでゆこうと活動しています。
はまなこ里海の会は8月31日、浜名湖の伝統漁「袋網漁(角立て漁
:かくだてりょう)」を体験する講座を開き、多くの親子と共に、船で
袋網漁の水揚げを見学しています。
袋網漁は定置網、夜間の潮の干満を利用して泳ぐ魚を平行に立てた
網で誘導し、←→両端の矢印の先の三カ所に袋状の網に魚やエビや
カニが入る仕組みになっています。
漁師さんがひとつの角の袋網を揚げていきます。
袋網はところどころに大きな輪がつき、袋を維持しています。片側から
網に入った魚を先に寄せていきながら網を回収していきます。
先端まで魚を寄せた網を、用意した水揚げ用の大きなタモ網に入れれ
ば、袋網は船上に回収されます。
見学している私たちは、途中の網に大きなカニ、エビ、魚などが入って
いるのが見えます。
大きな網の中には魚たちが泳ぎ、エビたちが跳ね、カニが入っている
のが見えます。
袋網漁師さんは、小さな網ですくいながら魚やエビやカニをより分けて
船にある生簀の中の小さな網に分別してゆくのです。
さて、獲れたものを紹介しましょう。
※取材協力:
はまなこ里海の会
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アマモ場観察会&袋網漁体験
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舘山寺地曳網体験&マダイ放流
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