弁天神社祭典 神事に揃う四大太鼓

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年06月30日 11:15



南浜名湖は海の伝説のあるところ、昨日から始まった弁天神社祭
典二日目の朝は、JR弁天島駅前(開春楼東隣)の神社での神事
からはじまります。

弁天神社の氏子は弁天島地内の一弁、二弁の両地域、それぞれ
に大太鼓、子供太鼓を持ち、四基の太鼓が境内に並び、神事が
はじまります。
弁天神社には天女伝説があり、弁天島からあの三保の松原に去
ったといわれています。



神事終了と共に弁天島に夏を呼び込む四太鼓が打ち鳴らされはじ
めます。境内の空気を振動させるほどの太鼓の音を披露し、二弁
の子供、大人、一弁の子供、大人の大太鼓順に境内から曳きださ
れていきます。



大太鼓が境内の笹の結界を出るところが、ひとつの見所です。
大太鼓の上に乗った青年が笹を分けながら舵の切りにくい太鼓台
をテコでこじながら狭い道を抜けてゆく様子に喝采があがります。



弁天島の大太鼓を叩く撥はまるでバットのような「太鼓ぶち」と呼ば
れる長いもの、背の丈はるか大きい大太鼓に体ごとぶつけるように
叩くことで、海へと届くほどに空気を振動させる爆発音を出しています。

この後、4基の大太鼓は弁天島海浜公園をとおり、各町内の今日の
順路へと戻ってゆくのです。

弁天神社祭典
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