舞阪トラフグ漁 漁徳丸 舞阪凱旋
早暁5時の舞阪港で漁場を決めるクジを引き、出漁した舞阪港
のトラフグ漁船、漁徳丸は二度の底はえ縄でトラフグを獲り、い
よいよ凱旋です。
既に12:45分、13時からはじまるトラフグの競りに合わせて戻る
トラフグ船団が前後に見えています。
漁を終えて今切を越えて舞阪港に胸張って戻るまさに凱旋の時
です。
トラフグ漁は陸(おか)が見えるほどの遠州灘の沖、美しい海岸に
浜名湖の入口今切に架かる国道一号線浜名バイパスの浜名大橋
が見えてきます。
海から見えるこの大構造物が浜名湖の入口を示しています。
遠州灘に長く突き出た今切の南端には赤鳥居があります。
浜名湖の入口を示すこの灯台からが最後の難所今切となります。
わずか幅200mで浜名湖が海と繋がる今切は潮の干満の影響を
受け、時に激流となって流れる海道です。
今切を過ぎ浜名大橋をくぐって右に舵をとればそこはもう舞阪港、
釣り人の楽しむ突堤を過ぎれば舞阪港です。
港の奥が活魚・鮮魚を水揚げする通称「問屋」、トラフグの水揚げ
を待つ仲買人さんが漁果を待っています。
※取材協力:漁徳丸 英治船長
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