舞阪トラフグ漁 この日最後のトラフグ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年12月07日 14:15



まだ真っ暗な海に乗り出し、日の出と共に漁場に底はえ縄を降ろ
してトラフグを釣りあげる舞阪港のトラフグ漁は、延長5kmもの縄
を二度揚げることが許されています。

漁徳丸の英治船長の二度目の縄揚げの最後のトラフグが揚がっ
てきます。
はえ縄を巻きあげながら船べりを覗く船長が立ち上がり、船べり
のガイドから縄をはずします。

おお

この日最後のトラフグは大きなサイズ、舞阪港では資源保護から
700g以上のものを水揚げの対象としています。
トラフグの取引のベストサイズは2キロくらいのもの、大きなものは
5キロ7キロなどという大物が揚がることがあります。



天気に潮、波やうねり、漁場に縄入れの方向にツキまでさまざまな
要素を加味して味方につける漁師さんの漁、貴重なトラフグを水揚
げするまでにさまざまな苦労があります。

それを毎日続けることも漁師さんの仕事です。

漁徳丸の英治船長はトラフグの水揚げする前にする「あること」を
はじめます。

※取材協力:漁徳丸 英治船長

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