栄養豊富な浜名湖で一年三ヶ月をかけて育った浜名湖牡蠣の
水揚げが11月5日から始まっています。
海の香りを封じ込め堅く殻を閉じた牡蠣に、牡蠣剥きナイフを
こじ入れて剥くのは舞阪の
カネ幸堀内商店のみなさん、牡蠣
剥きは熟練した舞阪の女衆の仕事です。
浜名湖に冬を感ずれば私たちはあの牡蠣の味と香りを求める。
そのはしりの出荷が始まっています。
ふっくらプリプリとした食感を楽しもうと浜名湖牡蠣と書いた料理
店や魚屋さんの札を探すのです。
牡蠣剥きは女衆の手と手首の仕事、牡蠣剥きナイフを巧みに
こじてテコの応用で開け、上下の貝柱を切り取っていきますが、
早朝8時から15時頃まで毎日続く冬場の仕事はキツイ仕事です。
「これはね、舞阪と舘山寺方面の料理屋さんのご注文だよ」と出荷
作業をするご主人の堀内さんに、丸い容器に詰めた商品を見せて
いただきました。
水揚げ後の殺菌処理を行わない浜名湖牡蠣は生食用ではなく、
焼き牡蠣、鍋や牡蠣フライなど加熱用に出荷されていきます。
浜名湖のはしりの牡蠣はもう近隣に出荷はじめられています。
南浜名湖周辺で、マーケットなどでで浜名湖牡蠣をお楽しみください。
※取材協力:カネ幸堀内商店のみなさん 053-592-1955