舞阪トラフグ漁 マンパチ 底はえ縄投入

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年11月23日 14:15



秋から冬がはじまる舞阪港は、透き通る遠州灘から獲る最高級
のしらす漁と共に来年2月末まで続く遠州灘のトラフグ漁が港を
活気づけています。

トラフグ漁が続く遠州灘の洋上でのトラフグ漁を知り、お伝えした
いと舞阪港のトラフグ漁船、英治船長の漁徳丸に乗せていただ
きレポートを続けています。

トラフグを釣りあげる仕掛けはマンパチという容器に納められて
います。一本の網糸につながる底はえ縄には600本ものエサを
つけた枝バリがつけられています。



無線が飛び交い、僚船と共に一斉に底はえ縄の投入がはじまり
ます。今回は東から西へと「上り」で縄を入れてゆく、そのはじまり
には旗ウキが投入されます。
ここからはじまり、5キロもの長さのはえ縄が流されていきます。



全長5キロの底はえ縄があることを表すために両端と中央に旗
ウキは浮かべられますが、その東端に浮かべる旗ウキには二枚
の旗がついています。
ここから西へ底はえ縄があることを航行する船に伝えることがで
きます。



船尾から英治船長の底はえ縄投入がはじまります。
マンパチの中でつながった600本もの枝バリをつまみあげては海
に流してゆくのです。

次回は投入の詳細をおおくりします。

※取材協力:漁徳丸英治船長

関連記事