舞阪港 暁の船団 しらす漁

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年10月08日 07:05



「ゴーッ」、ディーゼルエンジンの音が今切にこだまします。
まだ暗い早暁の舞阪港、航海灯を点して大船団が出漁します。

舞阪港の暁の船団「シロコ船(しらす漁船)」の出漁です。

舞阪港のしらす漁は50統(50組100艘)もの大船団、前日に出漁
が決まると、日の出操業を目指しまだ暗い海に出漁する船団を
見ることができます。



舞阪港を出漁し、今切を跨ぐ浜名大橋の下をくぐれば今切、この
水道を抜けて遠州灘広く散開し、秋豊かなしらすを追うのです。
浜名湖の朝、早起きした者だけが見ることができる勇壮な姿です。



舞阪に秋の幸を運び活気をあげるシロコ船たちは、二艘で網を
曳く二艘曳き袋網漁で日本一の質と量のしらすを水揚げするの
です。

ゴウゴウと重なるエンジン音が朝の海に響けば、浜名湖の魅力
を体に響かせることができる。
朝の浜名湖の魅力は早暁の出漁風景からはじまるのです。

※写真:舞阪海幸彦さん

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