浜名湖夕景　秋にうつろう　残照

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浜名湖に沈む夕日が南へ南へとずれてゆく夏の終わり、もう夕暮
れ時は秋を感ずる頃となりました。

夕日は真っ赤に湖面を染めてから向こうのお山に沈み、いったん
暗くなりますが、そこからが見どころ、もう一度明るさが戻ってくる
のです。

弁天島乙女園の残照です。



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まぶし過ぎる夕日は夏の光、もう一度空と海を染める残照は秋の
光、季節うつろう光で二つの季節を楽しむことができるのです。

海が湖のほとりが秋の熟色に染まります。
全てが燃えて光る秋色のはしりがここにあるのです。

魚は天井が秋に染まるのを見上げています。私たちもそろそろ夏の
終わりだと知るのです。

※写真：舞阪海幸彦さん