遠州灘 黄金のシイラはじまる

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月26日 07:05



7月にシーズンがはじまる遠州灘のシイラは、黒潮に乗ってやって
くる夏の釣り魚です。

6月24日のテスト行で舞阪港の遊漁船「哲昌丸」に乗せていただき、
遠州灘沖の今年のシイラを見せていただきました。

シイラはゆうに1メートルを超えて育つ巨大魚、海の潮目(違う海流
が交わるところにできる)に集まり浮かぶ浮き藻などの周りにつき、
小魚を補食しています。

シイラ釣りは船上で見張りをし、まずは潮目の浮き藻を探すことから
はじまります。



シイラは海の中で光る金色、緑、青などが美しい魚です。
この魚がルアーに食いつきジャンプするところは見事なものです。
細かな鱗が美しいシイラは、海の中では美しいものですが、釣りあげ
れば鱗がとれて急速に色を落としてしまいます。



重く暴れるシイラは船に寄せて大きなタモで船に引き入れます。
美しく金に光る魚体の美しさを見れるのは、船で沖に行き、竿を出す
人だけが目撃する遠州灘の美しさです。

いよいよはじまるシイラの季節、新鮮なものは刺身、淡泊な白身は
フライとして食べ飽きない味を楽しませてくれます。

※取材協力:哲昌丸

関連記事