※大きな写真は
こちらです
毎日降ったあの雨を、連れてきたのは黒い雲、雨がやんだらとまた
ゆこう、毎日まいにち空見てた、早く明けろと空見てた。
雨が降っても降らずとも、海はたっぷり汐満たす。雨を降らせたあの
雲の向こうに夕日あるのだと、見えなくてもいるんだよ。
久しぶりの夕日に羽を広げるのは鳥ばかりではないのです。
※大きな写真は
こちらです
夕日の時間は沈むまで、町ならそれでよいけれど、海の夕焼けまだ
続く、沈んだ後もまだ続く。
雨が残した雲でさえ、沈んだあとも輝かせ、みえない夕日は照らし出す。
※大きな写真は
こちらです
鳥が鳥に見えるうち、汐が汐であるうちに、そろそろお家に帰りましょう。
残りの光はあとわずか、色があるうちに帰りましょう。
町ならカラスが飛ぶ空を、魚を獲る鳥帰ります。
※大きな写真は
こちらです
冬の夕日は海の向こう、夏の夕日は山の向こうに消えてゆく。
残る光と消えてゆく。
この色表す名があるのなら、きれいなその色伝えよう、まばたく間に変
わりゆく光の数ほどある色を名付けられたら伝えよう。
台風・熱低一家の弁天の夏の光は山のむこう、昨日も起きていたはず
の、今日の夕日の見事さを、見届けたら伝えよう、写真に撮って伝えよう。
※写真:舞阪海幸彦さん