南浜名湖 夏!共栄丸の大飛沫

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月13日 19:15



※大きな写真はこちらです

南浜名湖の最南端、今切に向うシロコ船(しらす漁船)が舞阪と
新居を分ける白灯台の前で舵を切り、遠州灘に向う。

わずか幅200メートルをかき混ぜる多くの船の起こす波や曳き
波が複雑に寄せる海へ向かう船は、「舞阪港の賑わい」を表し
ています。

一度二度と水揚げを終えても、また遠州灘へ向う船を見る日は
大漁を表しているのです。

シロコ船はその船首の形から美しい飛沫(しぶき)をあげて海を
目指します。また飛沫の勢いで舞阪に戻ってきます。
新鮮さを運ぶ船が舞阪の勢いを現しています。



※大きな写真はこちらです

波を切り、ゴウンゴウンとエンジンの音を響かせて舞阪の船が行
く。毎日船を見る人は、その形や色から遠目でも船の特定ができ
ると言う。

まだ日が浅い南浜名湖あそび隊!は写真にその飛沫が収まるの
を待つのです。

「共栄丸」です。

舞阪港のお魚さんでお世話になっている共栄丸は、別の船で二
艘曳き底曳き網、一艘曳き網で活躍する船なのです。

三艘の船を持つという共栄丸がシロコで溢れる豊かな海を目指す。

南浜名湖の海は青く澄み、その雄姿を白く輝かせているのです。

※写真:舞阪海幸彦さん

関連記事