哲昌丸 シイラ サブマリン浮上す

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年08月20日 11:14



英名では「Dolphinfish」(イルカのような)スペイン語では「Do
rado(黄金)、ハワイでは「Mahi-mahi」(マヒマヒ)と呼ばれる
シイラ。

船に例えれば最高速のサブマリンである。

「キューッ」と締めたドラグをすべらせて糸を曳くシイラが底
に向かえばその勝負は長くなる。船に寄せ、浮かせることでその
勝負を早めに決めることができるのです。

シイラの背びれは長く立ち尾びれに近くまで続く。
浮上した最新鋭のサブマリンは最後まで抵抗を続けてゆく。



「大きいおおきい、キツイきつい」弓となるロッドを持つ手は
痺れ、時々持ち替えて体を叩いて血を戻す。
浮上した時が勝負時、全力で闘わなければシイラとヒトの境界
線である水面から引っこ抜けはしない。



哲昌丸の青いタモは「デカイヤツ」用、これに浮かせたシイラ
の頭から突っ込ませて船中に引き込む。

船にあがっても容易に1メートルは跳ねようとするシイラは
まわりの足を道具を薙ぎ払って暴れる。
勝負あり、足で踏みつけ、ルアーをはずす。

誰もが肩で息をする勝者をバンバンと叩き祝福とするのです。



<哲昌丸(てつしょうまる)>

遠州灘・御前崎沖広くシイラ釣りやサビキでのアジ・サバを狙
う遊漁船哲昌丸(てつしょうまる)は舞阪港を母港に、新居砂
揚場で乗船するスポーツフィッシャーマンの頼れる船です。

お問い合わせは
哲丸丸和久田船長 浜松市西区舞阪町 053-592-0919 まで

「魚探にサバの群れが映ったぞ、サバにするか??」

「ダメダメ、シイラシイラ!」と言わせて笑う海の男ですよ。

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