潮目の中で見張りと共に見つけた浮き藻やゴミを見つければ、
船長はほどよい距離に船をつけてゆく。
舞阪から沖へ15マイル、ぐるりは陸(おか)が見えない水平
線となる。船中9人は仲間となってシイラを追う。
シイラを海で追うカメラは目まぐるしい、いくつものルアー
が飛ぶ中からどれかに定め着水方向を定めるのだが、ポイン
トに落ちた瞬間に爆発が始まる。
弓なりのロッドから伸びる先は瞬間を逃せば次は数メートル
以上離れた次のチャンスとなる。
シイラはジャンプを続けてゆく。
シイラはいったい何メートルジャンプするのだろう。
後で写真でみればそのメーター級の体以上に楽々と飛んでい
るのです。
一端深い海に潜られたらシイラは容易にはあがらない。
アングラーとシイラはその境界線たる水面で勝負をする。
「ゴバァ」と海を割って出たシイラにタモを寄せてゆくのです。
「デカイデカイ!」「ナイスフィッシュ」
次々とかかる声はまわりにいるシイラを追いながらなのです。
<哲昌丸(てつしょうまる)>
遠州灘・御前崎沖広くシイラ釣りやサビキでのアジ・サバを狙
う遊漁船哲昌丸(てつしょうまる)は舞阪港を母港に、新居砂
揚場で乗船するスポーツフィッシャーマンの頼れる船です。
お問い合わせは
哲丸丸和久田船長 浜松市西区舞阪町 053-592-0919 まで
「水を飲めよ~、氷で冷やせよ~と夢中となるうちにクラクラ
とする仲間たちを気遣う海の男ですよ。