哲昌丸 再びシイラの海へ 青い煌き

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年08月03日 11:19



「バタンバタン」とタモで船尾に取り込まれたシイラが暴れま
わります。

不屈の海のアスリートはルアーをつけたまま暴れまわり足を
掃います。
荒れた海を渡ってきた仲間たちは「ワッ!」と祝福する。見張
りを続け共に耐えた時間に船中一匹目が揚がったのです。

無線で聴けば周辺を走る僚船たちも苦戦中、流れ藻もゴミも見
えない海からの一本は哲昌丸のトロフィーとなりました。



シイラは不思議な魚です。広い大洋を最速で泳ぎまわる時には
あんなに緑青や金に輝いていたものが、ファイトを終えて船に
あがれば急速に色を変えてゆく。

とても細かい長細い鱗を持つアスリートは色を変えるのです。

「フュンフュン」とまわりの海にルアーが飛びます。
連れた瞬間にまわりにシイラが泳ぐのが目撃されています。



船首で見つけられなければ船尾にチャンスあり、哲昌丸は周辺
をぐるりとまわり始めます。

「まだまだいるぞ」船長の声に四方に目を配る。

シイラ釣りは見張りの釣り、そして仲間のために仲間は自分の
ために見張って遊ぶ釣りなのです。



<哲昌丸(てつしょうまる)>

遠州灘・御前崎沖広くシイラ釣りやサビキでのアジ・サバを狙
う遊漁船哲昌丸(てつしょうまる)は舞阪港を母港に、新居砂
揚場で乗船するスポーツフィッシャーマンの頼れる船です。

お問い合わせは
哲丸丸和久田船長 浜松市西区舞阪町 053-592-0919 まで

「船をとめるやタモ持って走る」海の男ですよ。

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