漁徳丸 手長エビ漁 凱旋

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年07月30日 11:17



南浜名湖は舞阪・新居・雄踏・村櫛などの多くの船が行き交う
かう海です。弁天島を伝えたい弁天小僧は舞阪港の多くの漁師
さんとさまざまなことを教えていただいています。

海の主役を知らずして南浜名湖の楽しさを伝えることはできま
せん。

舞阪港沖8.5マイル、ようよう陸(おか)が見えるほどの沖には
浜から遠望する大型船の航路があります。その海域で操業する
手長エビ漁からエージ船長の漁徳丸は帰港します。

どこまでも続く美しい遠州灘の浜に男らしく屹立したと表現し
たい今切、海から見れば真っ赤な灯台を先に男らしく突き出し
ているのが今切の堤防です。



海で「仕事」をし戻る浜名湖のすばらしさを体験します。
以前、シロコ船(シラス漁船)の船首に胸を張って戻る漁師
さんを見た時、「すばらしいなあ」と思ったあの同じ海を戻る
うれしさ。写真を撮りレポートする男だって胸を張るのです。



今切に架かる国道一号線浜名バイパスの浜名大橋を越えて白
灯台を右へ、外海から帰るうれしさは達成のうれしさです。
海の男たちを擬似体験して青い空を見上げ、また海を振り返
ってみるのです。



どっさりと手長エビとアマダイを積んだ漁徳丸帰還する。
舞阪港にはお父ちゃんやお兄ちゃんの戻りを待ちかまえて水
揚げを手伝い、セリにかける港のお母ちゃん、お姉ちゃんた
ちが集まっています。
これもシロコ船で胸張って戻る漁師さんの擬似体験です。



シロコ船の着場の向こうが鮮魚の「問屋」です。
ここで魚を降ろし、午前11時頃からのセリにかけるのです。

漁徳丸のエージ船長のご厚意で「アマダイ漁」を10回で、
手長エビ漁」を今回を含め12回で書かせていただきました。

中深海のお魚を紹介しようと「遠州灘のお魚さん」も回を続
けることができました。

ご厚意感謝いたします。そしてまた再び遠州灘の沖へ連れて
いってください。

弁天島の海から外海へ向かい、漁を終えて凱旋する船の男た
ちの仕事を少しでもしれば、それは弁天島を知ることになる
と思うのです。

そしてその心はご協力いただいた:漁徳丸のGOOD FELLOWS
でお読みください。
海を行く漁の厳しさ、心を知ることができます。 

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