舞阪町弁天島マイスターを目指す9

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年07月25日 15:19



舞阪町弁天島の観光や歴史の達人になろう!

舞阪町観光協会が浜松市制100周年の助成を受けて始まった
のが「舞阪町弁天島100人マイスタープロジェクト」です。

舞阪や弁天島を愛するみなさんを募集して地域のさまざま
な先達に学び、実際に歩いたり活動して達人を目指す仲間
が集まる勉強会の仲間に入ることができました。

舞阪宿案内人の鈴木正彦先生のご案内でBMPの仲間と舞阪
の歴史散歩が続きます。

舞阪港の入口から旧東海道に入りすぐ右側、江戸時代の旅
籠「茗荷屋」は舞阪宿の脇本陣、歴史を愛し手を入れて今
も残るその建物を舞阪の人たちは愛し残してきた。

今は合併して浜松市となった舞阪の(舞阪町の)自慢のひ
とつが脇本陣である。
これほどの歴史的建造物でありながら舞阪町時代から今も
無料で内部を見せていただくことができる。

舞阪の衆の豪儀さ、そして愛するものを惜しげなく見せる
気風が表れているのです。



母屋から奥の平屋へは中庭を隔てて部屋が続いています。
やさしい年配の女性がまるで今も旅籠であるかのように
招きいれてくれて案内していただける。
それだけでも舞阪気風が表れてうれしくなるのです。



平屋の最も奥の座敷が貴人が休む部屋、そこは百人一種の
貴人と同様段がつき畳がさらに一段高く積まれている。
そして裏にある庭を眺めるように造られている。

その部屋は柱と鴨居をつなぐ飾りまでが他の部屋と違い
金色の飾りがつけられている。

静かな庭、これを眺める部屋から今は私たちも見ること
ができるのです。

いよいよ最終回は二階や勝手場を見て舞阪の小さな歴史
旅が終わります。

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