いかり瀬に咲く可憐な花

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年04月09日 13:29



いかり瀬に自然観察会に向かう「舞阪の自然を守る会」のみな
さんの文字どおり橋渡しをしてくれたのは弁天島遊船組合の間
瀬組合長でした。

いつもなら弁天島側から眺めている目の前の島「いかり瀬」は
舞阪の海浜性の植物や海鳥たちが育つ無人島です。



植えられた松などの他には背の高い植物がない瀬の植物の観察
は足元を見ながら丹念に植物を見つけ歩いて観察します。

「去年の群落はあるかしら」「ゴミが多く流れついているから
お掃除の計画をしましょう」などと同じ舞阪の「いかり瀬」の
住人たちを労わりながら歩きます。



「ほら、こんなにきれいに咲いてる」、ハマエンドウの花が
海風に揺れています。
昨月までの寒さ厳しさの中で育ち、ころっと丸いかわいい花を
咲かせているのです。



「これはコウボウムギというのよ。雌株と雄株があってね、この
狸の尻尾のような方が雄株、雌株は麦によく似ているわ」

いかり瀬の自然観察は「舞阪の自然を愛する会」のみなさん
と行けば楽しく自然観察ができ、保護の心を知ることができる
のです。

南浜名湖あそび隊の「いかり瀬自然観察」はまだまだ続きます。

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