お好み焼きはお好み次第

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年03月20日 11:22



赤星が遠州焼きの話をするから食べたくてしかたない・・

南浜名湖のある遠州とは静岡県西部のこと、ここでお好み焼
きと言いますと懐かしいこんなお好み焼きを食べています。 

もちろん広島焼きの店も関西風の店もありますが、遠州には
駄菓子屋の奥でおばちゃんが子供相手に焼いてくれたお好み
焼きが懐かしい味となっています。

テレビでもおなじみ、具はネギや紅ショウガに、「きざみ沢
庵」が入っているところが特徴です。

広島へ行き「広島焼き」を食べたいと言うなかれ、広島のお
好み焼きは「お好み焼き」でとおり、大阪へ行き「大阪のお
好み焼き」といわずとも「お好み焼き」でよいのです。

遠州のお好み焼きも最近では「遠州焼き」などと言われるこ
ともありますが、これも「お好み焼き」であります。



今は全国どこでも同じチェーン店が並び、浜松にいながらに
して「広島」も「大阪」もその他のお好み焼きが食べられます。
どれが好きかはその経験によりますからどのお好み焼きも
「お好み焼き」なのです。

ある年齢の遠州の子供はこんな薄く広げて焼く「沢庵」入り
のお好み焼きを食べていた。

これを懐かしむもよし、その後の世代がどのお好み焼きを好
きでもかまわないのです。

自分の好きなお好み焼きが「お好み焼き」。
僕は薄く焼いたお好み焼きを何枚も食べるのが好き、ソース
かショーユを塗り、かつおぶしのカキコと青海苔をふりかけ
ていただくのです。

そして大きなヘラで切れ目まで入れてくれるから「箸で」食
べるのです。

もちろん・・駄菓子屋のおばちゃんは高級な「マヨネーズ」
などは使いません。

僕らは薄く焼いたお好み焼きをくるくると巻いてもらい新聞
紙に包んでもらっておやつとしていたのです。

簡単で何枚も食べられるお好み焼きは家庭の味でもありました。

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