舞阪漁港深海エビの小さな角たち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年09月03日 12:26



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は早くも秋漁のひとつ底曳き漁が9月1日に解禁となりました。

陸(おか)から見れば水平線辺りの200mもの深海に網を曳く底曳き漁ではさまざまな深海エビが混獲され市場を賑わします。

エビ類はそれぞれ特徴的な小さな角を持っていることにお気づきでしょうか。

写真は底曳きの人気海老、舞阪の甘エビとも呼ばれるアカスエビ、このエビはまるで葉っぱのような優しい角を持っています。



こちらは少量水揚げのコシオリエビです。尾の先を腹側に折りたたんでいることからコシオリエビ、このエビはおいしい出汁がとれ特別な席の味噌汁として使われます。

コシオリエビは白く枝別れした角を持っています。



こちらも刺し身エビのボタンエビ、深海エビは色美しいものが多く、アカスエビなどの紅赤と共にオレンジ色のボタンエビも目立ちます。
このエビは長い角を持っています。

舞阪に水揚げされる深海エビは他にアカザエビ、ミノエビなどさまざまなエビを見ることができます。
順次紹介いたします。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
遠州灘のお魚さん
共榮丸一艘曳き底曳き漁

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