弁天島の瀬はカワウの島
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満の影響を強く受け、干潮時には浅瀬が広がります。
浜名湖の冬鳥を代表するのがカワウ、秋深くに浜名湖に渡ってきたカワウは群れて営巣し早朝の遠州灘や浜名湖でエサをとった後で浅瀬で羽を休めます。浅瀬の形はカワウの群れの形でわかります。
カワウたちは羽を休めながら瀬の間の海に泳ぎ入る魚の群れを待っています。ときに群れは飛び立っては魚を追いはじめます。
沖の荒れから今日は遠州灘への出漁が阻まれた舞阪漁港は静かでも鳥の漁師さんカワウたちの大群は漁を続けています。
一羽が一日2キロもの魚を獲るとも聞くカワウ、それほど大食の大群を育むことができる遠州灘・浜名湖の豊かさを象徴しています。
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