舞阪漁港底曳き漁 光る目を持つ深海の魚メヒカリはアオメエソ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年01月30日 13:00



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は冬の風物詩のひとつであるメヒカリが水揚げされる産地市場です。

陸(おか)から見れば水平線辺りの200mもの深海に網を曳く底曳き漁で揚がるメヒカリは舞阪の冬の名物のひとつ、水揚げされた新鮮なメヒカリは同じ深海から揚がるキンメダイやノドグロ(アカムツ)などと同じように目が光ってみえます。

メヒカリとは全国で通ずる市場名(商品名)で、種名はアオメエソといいます。
メヒカリもアオメエソも光る目を洗わしています。舞阪漁港の目が光ったメヒカリは新鮮な証です。



メヒカリは見映えのしない10センチほどの小魚ですが、キンメダイなどと同様深海の魚の特徴のうまい脂を持っています。

大きなものは頭をとって開き干しに、小さなものは丸干しし、軽く炙れば脂がおいしい肴となります。

骨まで口に当たらず尾まで食べてしまえるメヒカリは水揚げ日に舞阪の民家の庭に干されているのを見ることができます。

寒風の中干したメヒカリは舞阪の名物、簡単に召し上がるなら舞阪の干物店で醤油や味醂干しとしたメヒカリを購入することができます。

地元なら当たり前のメヒカリ、じつはまだ食べたことのない方も多いとか、メヒカリを食べたか食べたことがないか、もちろん食べたことがある方はきっとリピーターになることうけあいの美味しさです。

舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

カネサン竹中水産
中末水産

※取材協力:浜名漁協 舞阪港幸福丸 海老仙
舞阪港の深海魚
舞阪漁港市場のお魚さん

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