舞阪漁港トラフグ漁にハンマーヘッドシャーク
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は、本日1月8日(月)が今年の初漁、舞阪の冬漁を代表するトラフグが水揚げされました。
舞阪漁港の午後、次々と初漁のトラフグ船団が凱旋する中の曽利田船長の海尋丸のデッキにあのサメを見つけお願いして見せていただきました。シュモクザメです。
頭部が左右に張り出してその先端に目と鼻孔があり、鐘や鉦(和楽器)を打ち鳴らす丁字形の撞木(しゅもく)のような頭の形をしていると説明されるシュモクザメはハンマーヘッドシャークと英名でも呼ばれています。
頭の左右に目がある普通のサメ(魚も)に比べ左右にせり出した先に目を持つハンマーヘッドは視界が広く、私たちの目のように立体にエサとの距離を測れるといいます。
トラフグ漁の底はえ縄にはトラフグだけでなくホウボウやシロアマダイなどさまざまな魚が釣り上げられます。
曽利田船長に聞けば、小さいもの(写真のもので1メートルほど)は揚げるけれど、それ以上のものも時々かかるといいます。
怖いもの見たさのシュモクザメ、遠州灘には海水浴場はありませんが、こんな、これより大きなシュモクザメも多く見かけるそうです。
異形中の異形、ハンマーヘッドも舞阪漁港で見ることができます。
今日の市場の様子は「
海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。
※取材協力:浜名漁協 舞阪港海尋丸曽利田船長
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遠州灘のお魚さん
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