舞阪沖深海のノーチラス号 ヒゲキホウボウ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年10月30日 19:15



南浜名湖は海の産地、陸(おか)から見れば水平線辺りの深海300mに網を曳くのが舞阪港の一艘曳き底曳き漁の共榮丸。

共榮丸は舞阪名物メヒカリ、舞阪の甘エビことアカスエビ、アカムツなどを水揚げしています。
深海に曳いた網には面白い形の深海魚が混ざります。

ヒゲキホウボウです。

ヒゲキホウボウはまるで古代の硬骨魚のような姿をしています。



一緒に水揚げされた近似種のキホウボウと並べればヒゲキホウボウがまるで兜を被っているように見えます。

名づけてキホウボウは舞阪港のウルトラマン、ヒゲキホウボウはウルトラセブンです。



ヒゲキホウボウを横から見れば扁平なことがわかります。
鱗というより堅い鎧の様子の鱗が並ぶ面白い姿です。



海の冒険好きならば必ず読んだことでしょう、ジュール・ベルヌの海底二万マイル。

ネモ船長の潜水艦ノーチラス号を思い出してください。
舞阪港のウルトラセブンことヒゲキホウボウに似ているでしょう。

舞阪港のウルトラセブン改メ、舞阪港のノーチラス号、キホウボウは共榮丸の水揚げに混ざっています。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
舞阪港の深海魚
共榮丸一艘曳き底曳き漁
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