舞阪港キメジ・モチガツオ　漁徳丸・愛誠丸・豊國丸

南浜名湖は海の産地、雨のち風の天気おさまらない遠州灘はトラフグ漁が休漁、ならばとチャカ船団はカツオ漁に切り替えて風の海に出漁しました。

近隣の料理人さんが待つ舞阪港の午後、次々とカツオ船団が凱旋する中、漁徳丸の英治船長の水揚げを見せていただきました。
昨日の豊國丸高倉船長に続く、キメジと大ぶりのカツオの水揚げです。



キメジとはキハダマグロの若魚、キハダマグロはカツオとは比べものにならない2メートル200kgに育つ大魚です。
船長に聞けばカツオと同様に曳き縄の先のバケに食いつき、慎重に揚げたものです。

漁徳丸の英治船長はかつて「漁徳丸　黒潮のカツオ漁」で同乗させていただき、カツオ漁を教えていただいた船長です。



この春、舞阪のカツオ船団は黒潮の蛇行や不漁から自慢のモチガツオ漁ができませんでした。
英治船長に聞けば、今日が船長の「初ガツオ」だとか、その代わり春よりグッと育ったモチガツオの水揚げとなりました。



11月の舞阪モチガツオに沸く市場に水揚げした愛誠丸大石船長（左）、漁徳丸英治船長、豊國丸の高倉船長の写真を撮らせていただきました。
「明日もトラフグ漁は行けそうもないよ」、ならば明日も！

時ならぬ冬はじまりのモチガツオに沸く舞阪港の午後でした。

※取材協力：浜名漁協　漁徳丸英治船長・愛誠丸大石船長・豊國丸高倉船長
※漁徳丸　黒潮のカツオ漁
※舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊！のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。