舞阪漁港に初アマダイ、アカムツ・沿岸刺し網にガザミ・マゴチ、モチカツオ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2019年06月02日 14:31



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は遠州灘の地魚が水揚げされる産地市場です。

6月1日から夏漁となる舞阪漁港、まずは本日アマダイ漁が初漁・初水揚げとなりました。
舞阪で最も美しくエレガントな魚、アマダイの登場です。

写真はやや小ぶりなもの、ちょうど皿サイズのアマダイです。京・関西ではグジとも呼ばれる高級魚が舞阪に揚がります。
今日は4艘が出漁、最大1kg越えからさまざまな大きさが水揚げされています。



初夏も好漁が続く舞阪のアカムツ(ノドグロ)漁は2艘が出漁、遠州灘沖の深みで縦はえ縄漁で釣りあげるアカムツはほとんど手で触らないことで写真のようなヌルがついたまま市場に並びます。



遠州灘の沿岸の刺し網で獲るカニの季節がやってきています。
浜名湖と遠州灘を行き来して育つガザミやタイワンガザミは海に出ると浜名湖ものよりはるか大きく育ちます。
今年のカニはこれから水揚げが増えていきます。



同じ刺し網で水揚げされるのがヒラメと写真のマゴチ、60~70cmほどの大型が活マゴチで並びます。
頭が大きく歩留まりが悪い魚ではありますが、透き通る身が人気を集めています。



今年は3月中旬から獲れ始め6月も水揚げがあります舞阪モチカツオ、アマダイ他の漁への転換のため出漁船数が減りましたがまだまだ水揚げは続きます。

いよいよ明日からタチ・アジ漁も出漁し一気に夏魚が揃う舞阪漁港、シラス豊漁と共にますます活気があがりそうです。

※取材協力:浜名漁協
舞阪漁港市場のお魚さん

関連記事