舞阪岐佐神社祭典 砂町愛国青年太鼓おさまる

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年10月15日 11:15



舞阪岐佐神社(きさじんじゃ)祭典は今も旧暦9月15日開催を守り、今年は10月7日宵祭り、8日満月の下、本まつりが開催されました。
早朝神社を出立した神輿と供する舞阪四町の大太鼓、手踊りが稲荷山こと白玉稲荷神社を目指し、復路岐佐神社に納まります。

神輿納まりの後、二番町仲町朝日青年太鼓、三番町西町敬愛青年太鼓が納まり、最後に石段を上がり練りを行うのが砂町愛国青年太鼓です。
神社の前の支部長、その横の砂町愛国青年支部長らが太鼓を待ち受けます。



愛国青年太鼓を木遣りと唱和勇ましく上げ、境内に達した太鼓を社殿前へと曳いていきます。
既に練り終えた三町の衆が待ち受けていた4番町の太鼓が今年の最後の練りを行います。



最後に練る砂町が今年の最後の五分間の練りに挑戦します。既に終えた町衆がつめかける境内は祭りの終わりを見届けようと押すなおすなの賑わい、その中を最後のカウントダウンまで盛り上げてゆくのが四番町砂町の太鼓です。



そして幕を閉じる。五分間を叩ききった太鼓に文字どおり幕が下りて、今年の太鼓が、祭りが終わります。



「終わった!」という声は達成感とさみしさが混じったもの、太鼓の響きのない境内は砂町青年の歓声だけが残ります。
一年を二日間を叩ききった満足の笑顔に満ちています。
誰もが抱き合う祭りの終わりは、参加したものだけの喜びです。



社殿前の太鼓が外されれば年番渡しが社殿内で行われます。

岐佐神社祭典2014(新町年番)
岐佐神社祭典2013(砂町年番)
岐佐神社祭典2012(西町年番)
岐佐神社祭典2011(仲町年番)

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