春待ち舞阪港 しらす網の準備
南浜名湖は海の産地、いよいよ3月21日に新年度の春漁がはじまる舞阪しらす漁の準備が進んでいます。
春漁再開待ちの舞阪は春への期待が膨らんでいます。
舞阪港の外港「新港(しんみなと)」は舞阪港を東に臨む今切近くにある港です。この港は広い網干し場に繋がっています。
一艘のしらす船が船尾を着け網を巻きはじめます。
舞阪しらす漁は二艘で引く二艘曳き、網はほぼ200メートルもの長さがあります。網を曳く綱(つな)を伸ばせばこのような広さの干し場が必要です。この綱に網(あみ)を着け、船のキャビンの後ろにある大きな巻車(まきしゃ)に巻いていきます。
一年使った網や綱を繕い、21日に予定される新年度の海に挑戦します。
舞阪しらす漁の網は「日の出操業」が決められ、日の出前に出漁し、網入れの時間にはそれぞれが決めた漁場で待機し、投入に備えます。
船は夜明け前に出漁するため、早起きすればこのような出漁景色を見ることができます。
舞阪にしらすと共に景気を運ぶしらす船、現在「
舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のブログで毎日一艘づつ紹介されています。
舞阪のしらすの春まで2週間、期待あがる舞阪港の準備の様子です。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪しらす漁2013年度
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