舞阪港 サヨリの季節はダツの季節

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年02月12日 07:00



南浜名湖は海の産地、二月は春漁のはじまり、いよいよ2月15
日から舞阪港に春を呼ぶサヨリ漁が始ります。

遠州灘の表層を泳ぐサヨリを二艘の船が一枚の網を曳いて獲る
サヨリ漁からが舞阪港の春漁です。

昨日紹介しましたサヨリを漢字で書けば「針魚」となりますが、こ
の魚「ダツ」は英名がneedle fish、こちらも針と呼ばれる魚です。



ダツはサヨリ網に混獲される魚ですがサヨリよりずっと大きく、1
メートルほどにも育ちます。

サヨリは下顎が針のように伸びますが、ダツは両顎が伸び、ズ
ラリと鋭い歯を持っています。
高速で泳ぎ、この口を開いて小魚を獲るダツは海のハンターなの
でしょう。



昨年の舞阪港でサヨリ漁の哲昌丸の和久田船長にダツを見せて
いただきました。
ダツは骨が多いとされますが、シッポに近い身はおいしくいただけ
ます。
サヨリ来ればダツも来る、いよいよ来週から春漁のはじまりで見る
ことができる魚です。

※取材協力:浜名漁協 哲昌丸
哲昌丸・千葉丸サヨリ漁
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