舞阪北雁木 ユリカモメの取り分
南浜名湖は海の産地、漁師さんの出漁と共に、浜名湖の冬鳥
カワウ、大きなカモメたちが群れて飛び、海に浜名湖にと魚の
群れを追っています。
鳥の漁師さんはとても大食漢ですが、浜名湖はその鳥を養うほ
ど豊かな海、湖です。
舞阪港に近い北雁木(きたがんげ)は、江戸時代の東海道が海
に突き当たり、海上一里を新居(あらい)へと渡す大名渡し場の
跡、今も歴史遺物として残されています。
そこに到着する船にやってくるのが、最も小さなカモメ、ユリカモメ
たちです。
ここは浜名湖牡蠣の揚げ場、四軒の牡蠣漁師さんがここから牡蠣
を水揚げしています。
豊かな浜名湖から揚げたばかりの牡蠣には、さまざまな生き物が
ついています。
牡蠣から落ちた生き物をついばもうと、ユリカモメたちは朝ごはんに
やってきます。
漁師さんの船には牡蠣についた生き物が落ちています。
ユリカモメの朝ごはんは小さなカニでした。
港や漁師さんの水揚げ場には、こうして鳥たちが取り分を待ってい
るのです。
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