浜名湖 ヒラメとカレイの見分け方

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年01月14日 16:55



南浜名湖は海の産地、遠州灘の幸を水揚げする舞阪港、浜名湖の
幸を水揚げする雄踏港にはさまざまな海の幸が水揚げされています。

冬のこの時期、漁も一段落の期間を利用して、南浜名湖クイズ エン
サイクロペディアでお楽しみいただきたいと思います。

さて並んだ二匹の魚、どちらがヒラメ、どちらがカレイ(イシガレイ)で
しょうか。



こちらはカレイです。
ヒラメとカレイを見分けるには、まずは目のある側を表にし、腹を下に
しててみれば一目瞭然、左側を向くのがヒラメ、右を向くのがカレイ
です。

ごく一部、ダルマガレイなどが左を向きますが、まずはこれでどちらか
を知ることができます。
さらにカレイは口が小さいという特徴があります。



ヒラメを見てみましょう。
カレイは小さい口をしていましたが、ヒラメの口は大きく、ズラリと鋭い
歯が並んでいます。
カレイに比べて獰猛そうな顔をしていますが、ヒラメは海底のハンター、
海底に潜み、近づく小魚などをひと呑みしてしまうという魚です。

カレイは砂底から釣りエサなどに使うゴカイなどを食べていますから、
これほどの大きな口が必要ないのでしょう。

遠州灘・浜名湖に棲むカレイ類はさまざまですが、一般的に夏はカレイ、
冬ヒラメというようによく獲れ、おいしい時期も違うのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所
南浜名湖クイズ エンサイクロペディア
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事