南浜名湖は海の産地、舞阪港に水揚げされる魚の中に「鳴く」魚
があります。もちろん活魚として水揚げされれば、鳴く音を聞くこ
とができます。
この地域ではイシモチと呼ばれるこの魚は、全国では「グチ」「シロ
グチ」と呼ばれる魚、沿岸の砂地の岸沿いで釣りでも楽しめる魚と
して親しまれていますが、海外の本で読めば、岸に寄せる大波の
中を泳ぐといわれる世界的に愛されている魚のひとつです。
魚が鳴くのは浮き袋を使っていますが、グウグウと鳴く声がまるで
愚痴を言っているようだからグチ、面白い名前の謂れを持つ魚です。
こちらは真っ赤な姿とまるで蝶のように美しいヒレを持ち、また腹
ビレがまるで脚のように進化して海底を這うという珍しい生態を持つ
魚、ホウボウです。
ホウボウの活魚の美しさは赤オレンジに光り、とても美しいものです。
ホウボウはボウボウと浮き袋を鳴らしますが、こちらは実際に聞いた
ことがあります。
ボウボウと鳴くからホウボウ、こちらも面白い名付けの魚です。
活魚をあげた船の中、足元からボウボウと聞こえて、さてはと思う
面白い魚たちがいるのです。
※取材協力：浜名漁協
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南浜名湖クイズ エンサイクロペディア
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舞阪港のお魚さん
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