浜名湖 ライフルからシッポ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年01月10日 12:15



南浜名湖は海の産地、市場にはさまざまな面白いもの、道具など
が満ちています。
漁閑期はじまるこの時期に、南浜名湖クイズ エンサイクロペディア
を始めたいと思います。

浜名湖の幸が水揚げされる雄踏港市場でこんなものを見つけまし
た。どうやら魚のシッポが見えているようです。



シッポが見えていたのはこんな容器、しっかりとした蓋が付いた深
い丸籠の名はなんと「ライフル」と呼ばれています。
底近くに縦のスリットが並び、そこからシッポが出ています。
縦スリットは底より少し高いところに付いています。



競りの直前、蓋が開けられました。
あまり早く開けると逃げてしまう魚が入っています。
浜名湖の天然ウナギです。

ライフルはウナギを容れておく容器として漁師さん、ウナギ取り扱い
の仲買さん業者さんに使われています。
重ねることができるこの容器にウナギを入れて積み、上から新鮮な
水を流せば、多すぎる水はスリットから流れ出て、常にウナギは新
鮮な水を供給されながら、活かされているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 海老仙
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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