篠原・舞阪新玉ネギ出荷はじまる
浜松から西へ国道一号線を行けば、国道の南側の篠原・舞阪
の畑で寒中に旬を迎える野菜の収穫が始まっています。
風の中にもツンと揮発する「白玉ネギ」の出荷です。
ロードサイドで収穫するお母さんに話を聞いてみました。
「抜いた玉ネギの砂を手で落としていますが洗わないんですか」
「出荷する玉ネギはね、水で洗ったりしたらダメさ、皮がむけた
ら台無しになっちゃうよ、こうして手(袋)で大切に砂を落とすのさ」
「新玉ネギは出荷がはじまったところですか」
「よく育った畑からは年末にも出荷されているよ、これからは毎
日出荷するんだよ」
「こうしてね、根っこを切り取って出荷するんだよ」
「これが名産の白玉ネギというんですね」
「ああそうだよ、向こうの畑には黄玉も植えてあるよ、昔は砂がつ
いたまま出荷したもんだけど、最近は砂がついているといけないん
だって、住い方が変ったからね」
「こうして葉もこのへんで切るんだけどね、切り取った葉も食べられ
るんだよ、ネギぬたにすると甘くておいしいんだ」
抜いたばかりの玉ネギは、根を切られて葉を少し残し出荷されていき
ます。話を聞く間も玉ネギの揮発が詰めたい風に加わり、目がツンと
してきます。
サラダ玉ネギとも言われる篠原・舞阪の新玉ネギ(白玉ネギ)は3月
頃まで出荷が続きます。そのハシリの収穫を見せていただきました。
ありがとうございました。
※取材協力:玉ネギ農家のお母さん
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