舞阪しらす漁 初漁の港
南浜名湖は海の産地、新年初漁に向かった舞阪しらす船団は26統
(統=組、52艘)の船が次第に風と波が強くなる遠州灘で見事初漁
のしらすを水揚げしました。
大晦日から正月三が日、船にフライキ(富来旗=大漁旗)をあげた
船はまだ松の内の松を飾っている船もあります。
力強いエンジン音を唸らせて舞阪港に次々と凱旋する船から、新年
初のしらすが水揚げされていきます。
舞阪の漁師衆が獲ったしらすの新鮮さのリレーが今年もはじまりまし
た。着いた船から前綱を渡し、力いっぱい引いて船を着ければ水揚げ
がはじまります。
40キロ近いしらすボウラ(水揚げ用の籠容器)に詰めたしらすが今年
も舞阪の景気をあげ、加工したしらす干しが舞阪ブランドのしらすとし
て近隣から全国に送られていきます。
「やってよー」で仲買人(舞阪のしらす干し・海苔の名店)を集め、競り
を進めるのは浜名漁協の札読み(競り人)の江間さんの声が響けば、
舞阪しらすの初日を感じます。
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舞阪しらすプロモーション動画で舞阪自慢の競り声をお聞きください。
初日であり、浜名湖海苔摘みと重なった新年の舞阪市場、決して多く
の水揚げではありませんでしたが、新しい年の始まり賑やかに競り声
が響いていました。
舞阪しらす漁の2013年度の漁期は来週はじまりで終了となります。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪しらす漁2013
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