舞阪港 秋しらす漁はじまりの活気

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年08月25日 14:35



ようやく夏の翳りをみた今朝の舞阪港から、秋漁始まりの期待
をこめて出漁した舞阪しらす船団が、午前遅い時間に凱旋をは
じめます。

舞阪港のしらす船団は五十統(とう=組のこと百艘)もの大船団、
朝早く港に戻る日は不漁だと知ることができますが、今日は昼
前まで粘る漁で、秋漁はじまりを知らせてくれました。



春の鯛網漁で乗船レポートさせていただいた「裕丸(ゆたかまる)」
が凱旋しました。

新鮮なまま舞阪港に水揚げする舞阪のシラス船団は、氷や日除
でしらすの鮮度を保ちます。
競り場に横付けされた船のデッキから、デッキ下のカンコウから
次々と水揚げされる秋しらすに歓声があがります。



久々に舞阪港の競り場を埋めてゆくほどのしらすボウラ(青い水揚
げ用の籠容器)に、競り場の活気があがっていきます。
舞阪が全国に誇るしらすと、しらす加工の秋漁の始まりです。



一部のしらすに小さなエビが混ざっていると聞きました。
エビ混じりのしらすとは、秋の始まりを表わしています。

白い湯気をあげて舞阪のしらす加工場が活気をあげ、港と加工場を
結ぶトラックが忙しく行き来した舞阪港の昼、いよいよ舞阪しらす船団
の活躍する秋がやってきました。

舞阪しらす加工の様子は「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店の
発信をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協 丸昌河合商店
舞阪しらす漁2013
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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