舞阪しらす漁再開!アマダイ漁始まる

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年06月14日 14:15



洋上に消えた台風が海の産地南浜名湖に新しい魚を運んできてい
ます。
沖の荒れで出漁できなかった舞阪・新居のしらす漁が再開、満載の
しらすを積んだ船が舞阪港に凱旋しています。



しらすを満載した氷川丸が舞阪港のしらす競り場に横付けされます。
大漁船はその重さで船首を沈めるようにやってきます。
しらす船の乗り子さんは舞阪の若き力、次々と重いボウラ(しらすが
入った青い水揚げ籠)を降ろしていきます。
舞阪に景気を運ぶ、しらす船の凱旋です。

※詳しくは「舞阪しらす親分一家」をご覧ください。



台風接近前から、生しらすが育ったイワシの群れとなっていた海に、次
の美しい舞阪生しらすの群れが復活し、夏の舞阪を賑やかにしてくれそ
うです。



舞阪港の活魚・鮮魚競り場には舞阪モチガツオ漁がほぼ終わり、同じ
チャカ船団による夏漁の魚、アマダイの水揚げが始まっています。

漁徳丸遠州灘アマダイ漁

舞阪沖の深みに三枚刺し網を曳くアマダイ漁が始まれば舞阪の本格的
な夏の始まりです。



アマダイは関西、特に京都方面で珍重される高級魚、やさしい味の白身
は昆布締めやひと塩する、焼きならばオリーブオイルをかけて焼けば、皮
まで香り美しいやさしい味を楽しむことができます。
京のはんなり味を産地で楽しむ、舞阪のお魚屋さんで買うことができます。



アマダイの美しさは格別なもの、あそび隊はこの魚を最も美しいと思って
います。少々愛嬌のある顔ではありますが、まるで果物のマンゴーのよう
に美しい赤オレンジのアマダイは舞阪の夏魚の代表と言えるでしょう。

本格化する夏漁はじまる舞阪港、ますます活気があがる産地にご期待く
ださい。

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