舞阪港裕丸 鯛網漁 着け場へ戻る

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年04月13日 15:15



夜明け前、早朝4時に舞阪港から出漁した裕丸(ゆたかまる)で舞
阪港に春の活気を運ぶ鯛網漁に同行させていただいた産地の旅
も今回で終わり、活マダイ・活クロダイなどを水揚げした裕丸は、
舞阪港内の着け場に戻ります。



乗り子さん(漁師さん)の仕事は水揚げで終わらず、今日の漁で使
った全ての漁具を洗い清め、整頓し、活きマダイたちが泳いでいた
デッキ下のカンコウ(生簀)も全て出漁前の空っぽに戻します。
明日のために全てを新しくして準備をすることまでが仕事です。



鯛網漁は二艘の船で網を曳く漁、二艘の裕丸のうち手前が今回乗
り込んだ裕丸、今回は向こう側の船が綱(つな)を曳きました。

着け場に戻ると乗り子さんたちはもう一艘の裕丸に漁具などを移し
ています。今回の船には鯛網用の網(あみ)が巻かれており、もう
一艘には「しらす用」の網が巻かれています。
裕丸はしらすと魚で網を出す船を分け、どちらの漁にも対応できる
ようにしています。

春の遠州灘で二艘で網を曳く裕丸は、鯛網漁としらす漁のどちら
でも対応できる舞阪の大漁船なのです。

今回の鯛網漁の産地を訪ねる旅は12:30に終了、じつに8時間半
の同行をさせていただきました。
実現させていただきました裕丸の天野船長、乗り子のみなさま
ありがとうございました。

今期も裕丸の大漁をお祈りしています。
※次回はお礼の記事を掲載させていただきます。

※取材協力:浜名漁協 裕丸のみなさん

裕丸遠州灘鯛網漁

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