舞阪しらす 解禁の新物はじまる
海の産地南浜名湖は
舞阪港のしらす漁解禁と共に春シーズンの
幕開けとなります。
今年は3月21日が解禁日、翌日22日に初漁・初競りが行われま
した。舞阪の活気を支えるしらす漁の始まりです。
しらすを獲るのは
舞阪港に五十統(統=組 50×2=100艘)もの
大船団をなすシロコ船(しらす漁船)の大船団です。
しらすを競るのは舞阪・弁天島のしらす・海苔加工業者のみなさん、
しらす到着と同時に競り落とし、そのままトラックで加工場に運び、
もうもうと湯気をあげる釜で加工をはじめます。
加工場の湯気あがるのも、しらす到着を告げる舞阪の活気のひとつ
です。
※
大きな写真はこちらです。
彌榮丸(やさかまる)です。
まだ暗い夜明け前に舞阪港を出漁したシロコ船は午前遅くの今切
を回って遠州灘から凱旋します。
遠州灘の春しらすを満載し、新鮮さを加工業者さんにリレーする船
の列が舞阪港に並びます。
彌榮丸の船首デッキです。
獲れた春しらすを洋上でボウラ(青い水揚げ用籠)に詰め、ズラリと
並べての凱旋です。
初漁はじまりは、即日加工される舞阪しらすの釜揚げや上干しらす
の加工の始まり。
舞阪には「新物」と呼ばれる舞阪自慢のしらすの販売がはじまって
います。春の海を楽しむ新ものをお楽しみください。
※取材協力:浜名漁協
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