舞阪橋めぐり 舞阪風情 蜆山橋

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年03月06日 17:15



南浜名湖の港町、舞阪や弁天島、新居などには多くの水路が
あり、船を繋ぐその水路は「江堀(えぼ)」とも呼ばれています。
海と共に暮らす風情ある漁業の町を望む橋からの景色は、多
くの人に愛されています。



舞阪港に注ぐかつての川は奥に堰を持ち、先は暗渠となって
いますが、昔も今も多くの漁船が繋がれています。
先の記念橋の奥、東側に架かる橋が「蜆山橋(しじみやまば
し)」です。



橋から舞阪港方面を見れば蛇行するかつての川の名残り、
蜆山ということからかつては舞阪港に注ぐ川であったことが
わかります。



橋から奥も船の着け場となっています。
早朝夜明け前から浜名湖広くあさりを掻きに、冬は海苔摘みに
と出漁する漁師さんの生活がここにあるのです。



2月に船上カメラマンさんの写真で話題となりましたイナッコ(ボ
ラの子)の大群がおしかけたのもこの橋あたり、舞阪港を通じて
海とつながる舞阪や弁天島の川、水路は全て海の魚が遊ぶ所、
おだやかな浜名湖は多くの生き物のゆりかごとなっています。

水路沿いに暮らす漁師さんの家からはこの水路(川)に降りる
はしごなどを見ることができます。

弁天島から舞阪へ橋めぐりをして紹介してきましたこの特集は
舞阪海幸彦さんの企画・写真でご案内できました。ありがとうご
ざいます。

次回は広く南浜名湖の橋をご案内する予定です。

※写真・企画:舞阪海幸彦さん

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