舞阪港の珍魚 ミドリフサアンコウ
ここに登場以来、ずっと「ミズフグ」として紹介していましたこのお
魚、水を飲むとボールのように膨らんでしまうことから「フグ類」で
あると疑うこともなく思っていましたが、教えていただくことができ
ました。
バスの運転士さんのうれしいコメントでした。
「ミドリフサアンコウ」です。
教えていただいて以来、もう一度よくこの魚を観察してみたいと思
っていましたが、1月31日の舞阪港の一艘曳き底曳き漁の共栄丸
のみなさんに、そのチャンスをいただきました。
裏返すと、ミドリフサアンコウは頭デッカチで腹が白くアンコウその
ものの体をしています。
よく観察すればアンコウにあるように腹に小さな脚(ヒレ)があるの
です。
こちらがアンコウです。
頭デッカチで尾がチョロリ、大きさこそ違いますがヒレの形もそっくり
です。よく見ればフグの特徴ではありません。
裏返せば、ほらアンコウの腹にはミドリフサアンコウと同様に脚のよう
なヒレがついているのです。
大きな口をぽっかり開けているのもアンコウの口そのもの、教えていた
だいたおかげでアンコウ類をまた学ぶことができました。
ありがとうございます。
※取材協力:浜名漁協 共栄丸 感謝:バスの運転士さん
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