舞阪港 生海苔はじまる

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年12月28日 07:05



今年の乾海苔の競りも昨日で終わり、しらす漁も終了した舞阪・
弁天島の海を行く船が減ってきています。

その中に大潮の潮をチャンスに寒中の朝瀬に降りて海苔摘む漁
師さんが海苔を水揚げしています。

舞阪の乗りの主力は香り高い青海苔です。まずは乾海苔づくり
から始まった海苔漁は、生海苔の出荷がはじまっています。



今年は秋に水温が高かったため、収穫は遅れてはいますがこれ
からが海苔の最盛期、乾海苔と生海苔の出荷が揃えば舞阪の
海苔をいただく楽しみが増してきます。

汁ものに入れれば美しい緑の花開き、香り立つ冬の舞阪の特産
は「浜名湖生海苔」、小さなパックに詰められて販売される生海苔
ははしりから旬を召し上がる冬のご馳走です。



寒ければ寒いほど成長が進む浜名湖の海苔、県内で採れる唯一
の海苔は地域、浜松から全国へと届けられていきます。
香り高い青海苔は素材としても貴重なもの、加工品にも使われて
います。

いよいよ発売がはじまった舞阪の浜名湖生海苔、年末年始のご
馳走に、お雑煮にもひと香り加えてお楽しみください。
舞阪地内のしらす・海苔販売店でお買い求めください。

※取材協力:浜名漁協

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