今切晩秋 飛沫の中の男たち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年11月05日 14:15



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市場連休後の昨日、舞阪港の秋シラス漁は再開と共に豊漁を
迎えました。

光る今切から一艘目の水揚げが始まれば舞阪港の活気がワッ
と上がる。早い帰港の船あれば豊漁が約束されるのです。

光福丸がカンコウ(船首デッキ下の置き場)いっぱいにシラスを
積み船首を沈ませて全開で今切に戻ります。
浜名湖は下げ潮、今切に向って出て行く潮が光福丸に飛沫を
吹き上げます。

その中で舞阪港の男たちは水揚げ作業を急ぐのです。



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今切堤防を出てゆく潮は浜名湖の大きさと力が海に及ぼす所、
満載のシロコを積んだ阿龍丸が今切の潮を突っ切って凱旋し
ます。

遠州灘の幸をひと時も早く港に届けようと進む男たちは潮を
かぶりながら進んでくるのです。

舞阪の秋シラス漁再開の海に、白い飛沫あげて男たちの船が
凱旋してくるのです。

※写真:舞阪海幸彦さん

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