えんばい朝市 自慢のあさり 自慢のしらす

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年08月24日 16:15



舞阪港を開放して毎年5月から8月の第3週土曜日に開催される
のが「舞阪漁港えんばい朝市」です。

えんばいとは、舞阪周辺の漁師さんが漁で獲れた魚を皆で分け
あって家に持ち帰り、親類や隣近所に振舞ったりする舞阪周辺
の漁師さんの気風のこと、自慢の魚を皆で楽しむことです。

舞阪(浜名湖)の二大漁業とはしらすとあさり、えんばい朝市に
自慢の商品が並んでいます。

「あさりの串」です。

舞阪の「かい水産」があさりを生剥き(きむき)して串に刺し、半干
ししたあさりの串は舞阪周辺の居酒屋さんではおなじみの肴、生
剥きあさりならではの甘さ風味を楽しめます。



こちらは生のあさり串、生のあさりは牡蠣にも似たミルク味、これ
を揚げれば浜名湖の海が口の中に広がります。
手間をかけて一つひとつ剥いた味は地元ならではのご馳走です。



えんばい朝市と言えば「生しらす」、会場の舞阪港に横付けされた
船からトレトレの生しらすを降ろし、すぐに揚げてしまう舞阪の漁師
料理のひとつです。
揚げるのは「浜のレディース」のみなさん、しらす漁師さんの奥さん
たちが、自慢の漁師料理をすすめてくれます。



生しらすは水揚げされると即競りにかけられ加工場に運ばれ、新鮮
さを誇る舞阪のしらす干し、釜揚げに加工されます。
海の潮を封じ込めた味は「丸吉堀江商店」や「カネサン竹中水産」で
買うことができます。

舞阪の自慢、あさりとしらす、えんばい朝市で見逃せないえんばいの
自慢の商品です。

※取材協力:舞阪漁港えんばい朝市実行委員会

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