弁天島アマモ場観察会 小さな魚の親が来るところ
浜名湖弁天島の瀬に広がるアマモ場は、海の生き物のゆりかご
だ!
8月3日にNPOはまなこ里海の会が開催しました「
弁天島アマモ
場観察&ガザミ放流会」の同行記は続きます。
足元の浅い海には長いアマモが繁っています。
その中をタモ網ですくって歩けばさまざまな小魚たちを発見する
ことができます。
「ハオコゼ」です。カサゴのような赤い色を持つこのオコゼ類の魚
は背ビレに毒をもつ魚、観察会ではこんな学びもあるのです。
干潮になれば浅い瀬も満潮となれば海の下、ここに遠州灘から
浜名湖から大きな魚や、親の貝が集まり卵を産み付けます。
そして大きな魚に食べられにくいアマモの間で海の小さな生き物
たちは育っているのです。
小さなカワハギ類の子が見つかりました。
小さな魚を見つければ、その魚の親たちが育つ環境を知ることが
できます。
意外なほど多くの魚や貝やカニが育つ豊かの海「浜名湖」を守ろう
という意識も育つのです。
さあ!弁天島海浜公園に戻ります。
観察会に続き「ガザミの放流会」が開催されます。
浜名湖で、遠州灘で獲れる名産のおいしいカニ「ガザミ」をこの海
で育てましょう。そしてまた観察会で再会しましょう。
※取材協力:
NPOはまなこ里海の会
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